○政府参考人(池田豊人君) 地域高規格の候補路線は、地域高規格道路として整備を進める妥当性や緊急性について基礎的な調査をする路線ということであります。地域高規格の計画路線は、地域高規格道路として整備する路線ということで決めております。 その指定について、都道府県からの要望を受けた上で、候補路線については道路局長が、計画路線については大臣が決定するという、こういう仕組みになっております。
この地域高規格道路というのは、調査段階の候補路線と整備に進む計画路線の二段階で指定をされます。九四年に第一回の指定がされ、九八年の第二回の指定で、候補路線百十路線、計画路線百三十八路線となりました。 現在の候補路線は百八路線だといいます。これまでに候補路線から計画路線に格上げになった路線は幾つありますか。
後ろにまた議事録をつけさせていただいておりますが、これは、まず最初が平成二十年三月十二日の国土交通委員会、ここで冬柴大臣が、海峡横断プロジェクトの調査については今後行わないという決断をいたしましたということに続けて、これは共産党の穀田委員の質問に対してなんですが、やはりこういう候補路線を格上げするというようなことが将来起こった場合には、これはやはり国会にお諮りしなきゃならない、そんな思いもありましてと
○池田政府参考人 地域高規格道路の候補路線は、将来幹線道路として整備を行う可能性があるものの、具体的なルート、構造が未決定な路線であるものを、全国百八路線、平成六年と平成十年に指定しておるところであります。 それで、この調査自身は、並行する現道の管理者が国や地方公共団体にまたがっていますので、その両方が分担して調査を行っております。
その後、国の調査に行かないで候補路線が計画路線になるということはあるんですか、それとも、やるためには国の調査をやるのか、どちらですか。
その中で、候補路線が百八あると。その百八の路線の中で、今回国の直轄調査の予算がついたのがこの下関北九州道路一路線のみであったということでありました。そして、過去五年を調べてみると、大体一年一路線ずつついているということなんですね。
○池田政府参考人 候補路線の百八路線を含めまして、国が個別路線の道路調査を実施する際には、データに基づきまして、渋滞や交通事故などの道路交通の課題の状況や周辺の道路の整備状況などを総合的に勘案した上で調査の着手を判断しております。 なお、地域ごとに地形や気候や産業構造が違います。
○池田政府参考人 地域高規格道路の候補路線百八路線については、調査主体となる道路管理者は、国と地方公共団体の両方の場合がございます。 このうち、地方公共団体が主体となって調査をし、将来的に直轄調査への移行を含めて検討している路線が六路線ございます。下関北九州道路を含め、この六路線のうちの三路線がこれまでに検討成果が取りまとまりまして、直轄調査に移行をいたしました。
平成二十年の三月十二日の衆議院国土交通委員会で、当時の冬柴国土交通大臣が、海峡横断プロジェクトの調査は今後行わないという決断をした、将来、候補路線を格上げするようなことが起こった場合は国会に諮らなければならないというふうに御答弁をされていらっしゃいます。 国交省にまず確認したいんですけれども、この国会に諮るという大臣答弁というのは、一体いかなる意味なのかということを教えてください。
候補路線を整備段階に格上げする場合、すなわち事業に着手する場合には国会にお諮りをするという趣旨であったと理解をしております。
候補路線から格上げをするようなときには、これ読み上げますと、冬柴大臣が、「私ここではっきり申し上げますよ、国会に諮りますよ、一本一本法律にして。それ否決してください。それでいいじゃないですか。やったらいいんですよ。」、ここまでおっしゃっているんですよ。格上げをする段階での話じゃないんですか。
冬柴大臣は、調査を中止した際の答弁として、将来、候補路線を格上げしていく場合には国会にお諮りすると言って、一本一本法律にしてとまで言っているんですね。これ、調査を再開するに当たって、この答弁に沿って国会に諮るということが当然必要なんじゃありませんか、大臣。
○国務大臣(石井啓一君) 恐らく、その候補路線の格上げというのは、元々地域高規格道路の候補路線であったのを地域高規格道路に格上げをするという意味かと思いますけれども、今、そこまでの検討を行っているわけではございません。地域高規格道路に格上げをするという検討を行っているわけではありません。
もう一つ聞きますけれども、候補路線の段階で新たに初めて国の直轄調査の予算がついたものは、過去五年ではどういうものがあるんですか。
○宮本委員 次に、国で直轄調査の予算がついた過程について改めて御確認したいと思いますが、まず、地域高規格道路の候補路線について、どこを優先して国の直轄予算をつけるのか、これについて客観的なルールというのはあるんでしょうか。
○池田政府参考人 二〇一九年四月一日時点で、地域高規格道路の候補路線は百八路線になります。そのうち、二〇一九年度の予算で国の直轄調査の予算がついた路線は本件の路線のみでございます。
一方で、石巻—新庄間におきましては、整備を進める妥当性などについての基礎的な調査を実施する候補路線には指定されておりますが、指定されてから二十年近くも経過をしております。
地域高規格道路新庄酒田道路は、候補路線となっております石巻新庄道路とあわせて、東北中央部における日本海、太平洋地域を最短距離で結ぶウエストラインと呼ばれて、広域的な地域連携の強化や産業の振興などを担う非常に重要な路線でございます。 来月、新庄酒田道路の中の余目酒田道路の部分が全線開通予定となっておりますが、関係の皆様方の御尽力に敬意を表して、謹んで感謝を申し上げたいと思います。
今のところ無電柱化の事業化はなされておりませんが、京都市の無電柱化候補路線の第六期計画に位置づけられていると承知をしております。 国土交通省といたしましては、これらの箇所も含め、京都市からの要望を踏まえ、適切に支援をしてまいります。
○田村(貴)委員 二〇〇八年三月十二日の衆議院国土交通委員会で、当時、凍結を決めた冬柴大臣が、こういう候補路線を格上げするようなことが将来起こった場合には、国会にお諮りしなければならないというふうに答弁されているんです。 今度の経済的な財政支出について、これは予算は上がっていませんよね。国会に諮っていませんよね。
ただ、その酒田—石巻に関しては、平成十年に候補路線に指定されて以来、正直手つかず、ほとんど何もされていないような状態でございます。政治力の差なのかなとちょっと思ってしまったりもするんですけれども。 みちのくウエストラインサッカー大会というのがあるのは御存じでしょうか。
したがって、都心にこの外環を関越から延伸する、例えば高速十号線としての地域高規格道路、こういった道路も国の候補路線に本来位置づけられてきたわけですけれども、この二区間で終わりにしてしまうと、こういう希望が非常に薄れてしまう。この点、どのようにお考えですか。
それから、今後の問題でいいますと、私、昨年のときに取り上げましたけれども、いわゆる六長大橋、東京湾口道路、伊勢湾口、紀淡海峡横断の道路、豊後伊予連絡道路、島原・天草、そして関門海峡、そういうのがもともとこの地域高規格道路の中の候補路線に入っているんですね。
○金子国務大臣 地域高規格につきましては、候補路線の中から計画路線を指定する際には大臣が定めます。それから、新規に事業着手するか否かについては大臣の判断を受けて決定する。大きな節目で大臣が決定して、その間の調査の進捗状況に応じた調査区間及び整備区間の指定等の実務的な手続は道路局長が行う、こういう整理になっています。
そこで、引き続いて本道路について、地域高規格道路の候補路線から計画路線への早期昇格とともに、三浦縦貫道路二期区間についても、地域高規格道路の計画路線、さらに調査区間、整備区間への早期指定を行うなど、早期整備に向け御尽力をいただきたいと思いますけれども、将来の見通しについてお伺いいたします。
これまでも地元もお願いしてまいりましたが、青森県の日本海側というのは、道路が一本しかない、生命線になっておりまして、行政の皆さんの考え方としては、候補路線ということで、点線なのか何なのかわかりませんが、この候補路線なるものを、日沿道をずっと北上して津軽自動車道のゴールと結びつける、この考え方、具体的に検討されているんでしょうか。
平成五年度からの十一次道路整備五か年に盛り込まれて、平成六年、平成十年の都道府県からの要望を踏まえまして候補路線、計画路線の指定を行っております。 なお、平成十年に閣議決定されました二十一世紀のグランドデザイン、この中に位置付けられている、それに基づいて今申し上げた都道府県からの要望を踏まえて、候補路線、計画路線等を具体的にやっておるということでございます。
○仁比聡平君 一般に説明されている候補路線、計画路線、調査区間、整備区間、事業着手という、こういう段階で言えば、予備設計などのその議論というのは、これは整備区間指定後に進められるものなんですね。これまでの調査は、都市計画決定などの手続を全く踏まないままにこういうところにまで来ている。こんなやり方というのは実はほかの道路、高速なんかでも同じなんじゃないのかという大問題があると思います。
それからもう一つは、その中に、その先に、その先にまだ候補路線というものがありましてね、長大橋とか長トンネルというようなものも考えられていることは事実でございます。
私は、十年五十九兆の道路中期計画で候補路線とされています海峡横断プロジェクトについてお伺いをしたいと思います。 これは、東側から東京湾口、伊勢湾、紀淡、豊予、そして島原・天草・長島、そして関門、この六つの海峡に巨大な橋を更に架けようという際限のない構想なわけです。
○国務大臣(冬柴鐵三君) 私は、そういうものを、これ候補ですよ、候補路線から予定路線とかに格上げするというようなときには、私ここではっきり申し上げますよ、国会に諮りますよ、一本一本法律にして。それ否決してください。それでいいじゃないですか。やったらいいんですよ。
そして、それを展望してさらに、候補路線だとかを初めとした長大橋計画まで進む、こういうやり方が間違っているということはもう既に明らかだと思うんです。 したがって、そういう意味での必要な生活道路、補修維持、そして今の大事な考え方の転換、こういうことを求めて、私の質問を終わります。
そして私は、やはりこういう候補路線を格上げするというようなことが将来起こった場合には、これはやはり国会にお諮りしなきゃならない、そんな思いもありまして、これ以上調査を進めることはもうやめよう。
しかしながら、穀田委員もこれはもう御案内のとおりですけれども、候補路線として挙がったまでの過去の長い歴史、そしてまた、それぞれの地域におけるそういうものに対するとらえ方というのは、日本国民全部が一致しているわけではございません。
その後半の二ページは候補路線であります。 そこで、何を言いたいか。国道なんですよ、ほとんどが。結構あるんです、国道がだあっと。だから、丸をしたんですね。これは皆さんからいただいた資料です。今お話があったように、中にはまたぐ道路もある。したがって、やはりこれについては同じ高速道路なんだからきちんとすべきじゃないかと思うんですが、再度、いかがでございますか。
もう少し沿革をたどりますと、平成四年、道路審議会の建議で示されまして、平成五年からの第十一次道路整備五カ年計画に盛り込まれ、平成六年に都道府県からの要望を踏まえ、候補路線、計画路線の指定を行っております。その後、平成十年に閣議決定された二十一世紀のグランドデザインにも位置づけられておりますが、法律に位置づけられているものではないということでございます。
審議を通じて、道路中期計画の中心は高速道路の建設であり、バブル期に策定された一万四千キロの高規格幹線道路建設を推進するものであり、その上、約七千キロもの地域高規格道路、さらに東京湾口道路など六本もの巨大橋道路を含む、百十もの候補路線まであることが明らかになりました。